日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は12月10日、セキュリティアナリティクスプラットフォーム「IBM Security QRadar」が新たに、同プラットフォームのセキュリティインテリジェンス機能を利用したカスタムアプリケーションを、ユーザ、ビジネス・パートナー、開発者が構築できるようになったを発表した。また、セキュリティコミュニティがIBMのセキュリティテクノロジーに基づいてアプリケーションを作成および共有できるマーケットプレイスとして「IBM Security App Exchange(英語)」を開設する。米IBMによる発表として伝えた。セキュリティアナリティクスプラットフォームの公開は、高度に組織化されたサイバー犯罪に対抗するため、業界のコラボレーションとイノベーションを促進することを目的としてIBMが今年行った大きな取り組みの第2弾となるもの。同社は今年4月、IBM X-Force Exchangeを通して700TBのセキュリティ脅威データを公開しており、2,000以上の組織が利用している。これらの公開により、業界におけるコラボレーションを深め、組織がデータと専門知識を共有し、サイバー犯罪に先手を打つ考え。