株式会社カスペルスキーは12月10日、Kaspersky Labのグローバル調査分析チーム(Global Research and Analysis Team:GReAT)による2016年のサイバー犯罪の傾向予測を発表した。11月17日にKaspersky Labが発表したプレスリリースの抄訳として伝えている。これによると、2016年に起こりうる脅威として、APTの構造と活動が劇的に変化することを挙げている。検知を回避する目的から、「執拗」な攻撃は減り、メモリ常駐型やファイルレスのマルウェアの比重が大きくなると予想している。