ロシアによる「Tor の非匿名化への取り組み」が奇妙な展開に~政府に採用された契約企業が手を引く──それは明らかに「金額の問題」ではない(The Register) | ScanNetSecurity
2024.04.23(火)

ロシアによる「Tor の非匿名化への取り組み」が奇妙な展開に~政府に採用された契約企業が手を引く──それは明らかに「金額の問題」ではない(The Register)

プーチンの仲間たちに実装された厳格な検閲法に直面しているインターネットユーザーたちは、わずかなプライバシーを求めているため、その国内の Tor の使用は増加傾向にある。

国際 TheRegister
匿名化ネットワーク「Tor」を利用する市民の正体を暴くという、ロシア政府の計画が暗礁に乗り上げた。その業務を請け負っていた企業が、契約から逃れようとしているためだ。

ロシア内務省は 2014 年 7 月、「匿名化ネットワーク Tor のユーザーおよびユーザー機器に関する技術的な情報を得られる可能性の調査」のために、契約企業を募集する公告を行った。そこで提示された価格は 390万ルーブル(59,000ドル、38,700ポンド/編集部注:約 760 万円)だった。
《》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×