日本が「1 億以上の国民 ID」の巨大なシステムの運用を開始~100 万人を超える年金受給者のデータが漏洩してから、わずか数か月後に(The Register) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

日本が「1 億以上の国民 ID」の巨大なシステムの運用を開始~100 万人を超える年金受給者のデータが漏洩してから、わずか数か月後に(The Register)

およそ 125 万人分の高齢者の機密データが危殆化された、日本年金機構の大規模なデータ侵害事件が起きた直後で、これほど多くの個人データを集中させることに対する懸念が持ち上がっている。

国際 TheRegister
※編集部註:日本国外での報道の内容と表現をお伝えするため、本記事は The Register による原文を敢えて忠実に翻訳しております。


高齢化する市民から不満の声が広がっているにも関わらず、日本政府は社会保障と課税を目的とした全国初の国民 ID システムを開始した。

月曜(編集部註:2015年10月5日)から、この新しいマイナンバー識別システムの下で、日本の居住者(外国人を含む)に一意的な 12 桁の番号の割り当てが行われている、と Japan Times は報じた

その運用の開始が「より効率的で平等な社会」の到来を告げるだろう、という政府の声明は、現在のところ懐疑的に受け止められているため、「危険信号を示すものは多い」と Japan Times は主張している。

《ScanNetSecurity》

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