NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT.Com)は10月2日、総合リスクマネジメントサービス「WideAngle」において、プロフェッショナルサービス「コンサルティング」および「レスキューサービス」における未知のマルウェア(ウイルス)への対策を大幅に強化したと発表した。企業のPCやサーバなど、エンドポイントまでを対象としたセキュリティ対策の立案・策定から、インシデント対応に至るまで、未知のマルウェアへの対策全般を強化し、標的型攻撃などによる情報詐取リスクを大幅に低減する。今回の強化では、ユーザ企業のネットワーク環境において未知のマルウェアの侵入を検知し、当該検知と連動して外部向けの不正通信を迅速に遮断するサービス「リアルタイムマルウェア検知(RTMD)」の検知ノウハウや、FireEye社の知見などを活用している。これにより、コンサルティング(ICT環境のリスクアセスメント)ではマルウェアの潜伏状況や情報詐取の活動の有無を調査する。またレスキューサービス(インシデント対応&フォレンジック調査)では、RTMDで検出した固有のマルウェア情報を活用し、初動対応に加えてフォレンジック調査・分析や被害状況の把握が可能になる。