ブルーコートシステムズ合同会社(ブルーコート)は9月16日、消費者および企業向けに、危険性の高いWebサイトで悪用されているトップレベルドメイン(TLD)に関する調査結果「The Web's Shadiest Neighborhoods(最も怪しいトップレベルドメイン)」を発表した。同調査は、15,000社以上の企業および7,500万人以上のユーザからの数億件に上るWebリクエストを分析したもの。
同社では、スパム、詐欺、疑わしい、望ましくないソフトウェア、マルウェア、ボットネット、フィッシングに分類されたドメインを「要注意」としてカウントしている。調査では、これらのサイトと結びついている割合を算出している。調査結果では、「.zip」「.review」が100.00%と最も高く、「.country」(99.97%)、「.kim」(99.74%)、「.cricket」(99.57%)と続いた。同社では、TLDの数が急増したことで、攻撃者の攻撃機会も増えているとして注意を促している。
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