学識経験者、総務省などの関係省庁、業界団体らにより構成される「電波環境協議会」(EMCC)は11日、新たに、医療機関における電波利用推進に関して検討する「医療機関における電波利用推進部会」を設置することを発表した。14日付での設置となる。 同協議会では、電波による電子機器等への障害を防止・除去する対策を協議している。医療機関でも、高度なICTシステムが普及すると同時に、スマートデバイス・PHSの使用などが進んでいるが、同協議会では、2014年8月に「医療機関における携帯電話等の使用に関する指針」を策定済みだ。一方で、患者が持ち込んだ無線機器がトラブルを起こすケースが増加している。 「医療機関における電波利用推進部会」は、患者と医療従事者双方が、適正に携帯電話やスマートフォンを利用できる環境を整えるのを目的に設置される。同部会では「医療機関における電波環境の改善方策」「医療機関における電波環境の管理体制の充実方策」「高度な医療ICTシステムの導入推進方策」の3つを軸に議論する方針。5回程度の会合を実施し、来年の3月頃を目処に手引きを取りまとめ、医療機関等に周知を行う予定。 総務省、厚生労働省は、ともに部会に参加し、議論への積極的な貢献を行うとしている。
邪悪な Wi-Fi は、電波が届く範囲の iPhone や iPod を殺す――SSL のバグ「No iOS Zone」が明らかに~「対処法? いいから逃げろ!」(The Register)2015.5.1 Fri 8:30