損害保険ジャパン日本興亜株式会社(損保ジャパン日本興亜)は9月4日、サイバー攻撃に関するリスクを包括的に補償する新商品「サイバー保険」を、10月1日以降保険始期契約から販売すると発表した。同商品は、サイバー攻撃によるリスクへの備えとして、保険に対するニーズが高まっていることを受けたもので、経済活動を行う企業のサイバーセキュリティ対策を支援するため、情報漏えいによる損害賠償金や原因調査費用、利益損害など、補償範囲が広いことが特徴。また、情報漏えいなどが発生した場合には、被害を最小限に抑える必要があり、迅速な原因調査や被害拡大防止等の緊急対応の重要性が増すことから、これらの支援を行う専門業者と連携し、円滑な復旧を支援するサービスを、「サイバー保険」に加入したすべての契約者に提供する。マイナンバーの漏えいまたはそのおそれも補償対象とするほか、海外で提起された訴訟も保険の対象となる。