ジグソー株式会社は8月17日、新たにサイバーセキュリティ分野に進出すると発表した。第1弾として、オリジナルサービス「Auto Shutdown Service」を9月より提供開始する。同サービスは、インターネットにおいて大きな脅威になっているサイバー攻撃などによる情報漏えいリスクに対し、ゼロデイ攻撃など未知の攻撃やヒューマンエラーによる不可避な状況で侵入を許した場合に備えた、侵入自動検知・自動シャットダウン・自動通報・自動処理の一連の流れをロボット型ソフトウェアによってシームレスに制御するもの。未然に防ぐことができずに侵入を許した場合に、即時にシステムの停止やネットワークの遮断を行い、指定された特定の宛先に対して自動的にメッセージとコールで通知するとともに、あらかじめ決められた対処まで、すべてを自動で行うリアルタイムサービスとなる。情報管理・保全を最優先とし、漏えいリスクを最小限にとどめるという。また、侵入の証拠保全、影響範囲の特定までの迅速化、Linuxカーネルレベルの技術をベースにしたファイル改ざん検知を視野に入れており、情報漏えいの極小化とその後の迅速な対応に大きく寄与するサービスになるとしている。