独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月12日、PHP工房が提供する「【Gallery01】PC、スマホ、ガラケー3デバイス対応写真ギャラリーCMS フリー(無料)版」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは4.0。「【Gallery01】PC、スマホ、ガラケー3デバイス対応写真ギャラリーCMS フリー(無料)版 ver.1.0.1 およびそれ以前」には、クロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2015-2983)およびクロスサイトスクリプティング脆弱性(CVE-2015-2982)が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、当該製品にログインした状態のユーザが細工されたページにアクセスした場合、意図しない操作をさせられたり、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、admin.phpを最新版に差し替えるよう呼びかけている。