ITリテラシーが高くても格安スマホには不安(ネオマーケティング) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.21(土)

ITリテラシーが高くても格安スマホには不安(ネオマーケティング)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

 ネオマーケティングは7日、「格安スマホ」購入意向者を対象とした調査の結果を発表した。調査時期は7月24日~27日で、同社登録モニターのうち、格安スマホの購入意向がある全国の20歳以上70歳未満の男女から回答を得た。

 まず事前調査として2711人に「今後、格安スマホを購入したいと思うか」を聞くと、「とても買いたい」6.5%、「買いたい」6.1%、「いずれは買いたい」37.6%、「買いたくない」23.1%、「まったく買いたくない」24.7%、「すでに持っている」2.0%となった。明確な購入意向を持っている層は、買いたくない層に比べると少数派のようだ。

 そこで、格安スマホを「買いたくない」「まったく買いたくない」「メインではないがすでに持っている」と回答した1348人に、その理由を聞くと、もっとも多い回答は「乗り換えが面倒だから」22.1%がトップ。以下「乗り換えるメリットがよくわからないから」20.4%、「格安スマホをよくわかっていないから」17.2%、「料金体系がよくわからないから」17.1%、「格安スマホの携帯電話会社への信頼度が低いから」16.9%となった。

 続いて、「今後格安スマホを購入したい」とした1000人に購入時期を聞くと、「時期は決めていない」が7割弱となっており、“なんとなくいつか購入したい”という層が多いようだ。具体的なサービス名では、「楽天モバイル」15.4%がトップ、「イオンスマホ」9.7%だが、「決めていない」と回答した人が46.6%、「わからない」と回答した人が24.5%となっており、まだまだ判断を迷っている様子が伺える。

 格安スマホを「購入したい理由」では、「月額料金が安くなりそうだから」56.2%が最多。以下「料金体系がシンプルだから」21.2%、「CMなどの広告でよく見るから」18.9%、「話題になっているから」17.0%などが続く。逆に「購入していない理由」では「サービスに不安があるから」30.2%が最多。以下「現在持っている携帯電話の契約期間」29.2%、「買い替え方が決まっていない」28.8%、「魅力的な契約プランがない」18.3%などが続いている。一部の格安スマホ事業者では、故障時や紛失時の保証制度がなかったり、店頭のサポート窓口がなかったりするケースもある。そのため漠然とした不安を感じ購入をためらっている層も多いようだ。

 そこで、「格安スマホを購入するにあたって不安な点」を具体的に聞いてみると「実際に安くなるかわからない」がもっとも多く33.5%、「通信速度が遅くなりそう」28.6%、「携帯電話会社のメールが使えなくなる」27.8%となった。「料金」に対して期待を持っているものの、実際に安くなるかどうか不安を抱えているようだ。「通信速度が遅くなりそう」「携帯電話会社のメールが使えなくなる」という金額以外の項目も上位となった。

 なおこれらの設問をIT知識(リテラシー)別に比較を行ったところ、「通信速度が遅くなりそう」「サービスサポート体制が良くないこと」では高リテラシーの人の割合が多く、ITリテラシーが高くても格安スマホに関して不安を抱えている人が多いことも明らかとなっている。

格安スマホ、購入しない理由は「サービスに不安があるから」

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 最も多くパスワードに使われた日本人女性の名前

    最も多くパスワードに使われた日本人女性の名前

  2. セキュリティ意識の高まりから長いパスワードが新たにランクイン、2015年版「最悪のパスワード」を発表(SplashData)

    セキュリティ意識の高まりから長いパスワードが新たにランクイン、2015年版「最悪のパスワード」を発表(SplashData)

  3. 平日と土日で変わるサイバー攻撃傾向~フォーティネット調査

    平日と土日で変わるサイバー攻撃傾向~フォーティネット調査

  4. 「WannaCry」はビジネスを回復不能にする「DeOS型攻撃」の出現を示唆(シスコ)

  5. IoT機器への不正アクセスが目的と思われる、MQTTによる探索行為が増加(警察庁)

  6. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  7. 比較的少ない400ノードで毎秒75Gbpsという今期最強のDDoS攻撃を発生(アカマイ)

  8. 3月の「Apache Struts」の脆弱性に最大1日40万件超の攻撃を検知(日本IBM)

  9. 「WannaCry」などのインシデントを防ぐには、アップデートと設定見直しが鍵(ラック)

  10. ウイルスに感染したIoT機器からの攻撃、メキシコでの大規模乗っ取りで急増(横浜国立大学、BBソフトサービス)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×