NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は1日、「IoT推進室」を新設した。グローバルに展開するネットワーク・クラウド・データセンターなどを活用し、さまざまなIoTソリューションを提供するのが狙い。 「IoT」 (Internet of Things)は、センサー技術、ワイヤレス通信技術、ビッグデータ解析、AI/人工知能技術などを活用し、さまざまな機器に通信機能を持たせたネットワークに接続することで、高度な自動制御や遠隔計測などを行う仕組みのことだ。 今回NTT Comでは、企業向けIoTソリューション強化のため、新部署を設置。サービスの開発と、アプリケーションプラットフォーム事業者やデバイス事業者などのパートナー企業との連携を進める方針だ。 具体的には、IoTデバイスから収集したデータの蓄積・可視化・分析等を行うアプリケーションプラットフォームなどを、複数パートナーと連携し、世界130拠点以上のデータセンター(クラウド拠点含む)から、ワンストップかつグローバルに提供する。データセンター間での大容量通信サービスも提供の予定。