デジタルアーツ株式会社は7月28日、「勤務先におけるメール誤送信における実態調査」の結果を発表した。同調査は3月27日から29日、全国の20歳以上の就業者(男女)を対象に、インターネット調査により実施したもの。調査結果によると、従業員の64.6%がメールの誤送信を経験している一方で、企業側の約6割が誤送信対策ソフトを導入していないことが明らかになった。誤送信の内容は、「添付ファイルを忘れる(55.2%)」「宛先を間違える(53.5%)」「メール本文の誤字脱字(30.1%)」が多かった。また、社外とのメールの送受信に関して、勤務先でのルールは「特にない」が最も多く61.3%、以下「添付ファイルにパスワードを設定する(11.4%)」「メール送信時にCCに上長を指定する(8.1%)」が続いた。誤送信に最初に気がついたのは、「送った本人(70.7%)」「上司(25.8%)」「間違って送った社外の担当者(23.7%)」「同じ部署の同僚(23.2%)」「元々メール送信対象になっていた取引先担当者(20.7%)」などとなっている。