東京ビッグサイトで10日まで開催されている「第10回総務・人事 ワールド」内の「第9回オフィス防災EXPO」に出展する井村屋は、今年3月に発売した「チョコえいようかん」などの試食・展示を行っている。 1箱に55gの製品が5本入っており、常温で3年3カ月の長期保存が可能。最大の特徴はその味で、生あんにカカオマスとココアバターを配合し、チョコの味を強めに仕上げている。長期保存用に糖分を高めたのもあり、甘く濃厚なチョコ味に仕上がっている。寒天で固められているため、“チョコ”味ながらも、夏場でも溶けずに食べられる。 実際に試食してみたが、その味は、ようかんというよりも、チョコを食べているかのような味わい。 井村屋では以前から、練りようかんを5年6カ月の長期保存に対応させた「えいようかん」を販売。今年から味のバリエーションとして、保存用の「えいようかん」シリーズにチョコ味を増やした。 同社では災害に対する備蓄食としてだけでなく、手軽に持ち運べるサイズであることから、登山などのアウトドア時の食事代わりで食べる利用シーンも想定。また、片手で食べられる手軽さからランニングやサイクリング中での栄養補給にも向くとしている。1箱5本入りで参考価格648円。