株式会社アズジェントは7月3日、公的機関向けに緊急時の情報資産の流出被害を防ぐ「セキュリティ・プラス 自動遮断・設計/設定サービス」の提供を開始すると発表した。価格は1基幹システムあたり5,000,000円から。同社では高度な標的型攻撃を受けている際には、「早期の攻撃検知」「形跡の把握」「情報流出の防御」に関する対策はもちろん、ネットワーク遮断や重要データの隔離などの意思決定の速さも重要であるとしている。同サービスは、政府を含む公的機関固有のミッションに合わせて情報資産のリスク評価を行い、その上で各SIEMに精密な自動遮断のルールを設定するなどのリスクアセスメントを行う。これにより、業務継続への影響を最小限にしつつ、守るべき情報資産の流出に関連する端末やサーバ、通信経路のみを部分的に自動遮断することを可能にする。また、組織内で所有しているセキュリティ製品を最大限に活用した設計を行うと同時に、自動遮断を最適に実現するためのセキュリティ製品やネットワーク製品の選定および設計提案を、特定のベンダ製品に偏ることなく中立的に行うとしている。