インシデント発生時の意思決定を迅速化する公的機関向けサービスを開始(アズジェント) | ScanNetSecurity
2024.07.27(土)

インシデント発生時の意思決定を迅速化する公的機関向けサービスを開始(アズジェント)

アズジェントは、公的機関向けに緊急時の情報資産の流出被害を防ぐ「セキュリティ・プラス 自動遮断・設計/設定サービス」の提供を開始すると発表した。

製品・サービス・業界動向
「セキュリティ・プラス」のサービスイメージ
株式会社アズジェントは7月3日、公的機関向けに緊急時の情報資産の流出被害を防ぐ「セキュリティ・プラス 自動遮断・設計/設定サービス」の提供を開始すると発表した。価格は1基幹システムあたり5,000,000円から。同社では高度な標的型攻撃を受けている際には、「早期の攻撃検知」「形跡の把握」「情報流出の防御」に関する対策はもちろん、ネットワーク遮断や重要データの隔離などの意思決定の速さも重要であるとしている。

同サービスは、政府を含む公的機関固有のミッションに合わせて情報資産のリスク評価を行い、その上で各SIEMに精密な自動遮断のルールを設定するなどのリスクアセスメントを行う。これにより、業務継続への影響を最小限にしつつ、守るべき情報資産の流出に関連する端末やサーバ、通信経路のみを部分的に自動遮断することを可能にする。また、組織内で所有しているセキュリティ製品を最大限に活用した設計を行うと同時に、自動遮断を最適に実現するためのセキュリティ製品やネットワーク製品の選定および設計提案を、特定のベンダ製品に偏ることなく中立的に行うとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

編集部おすすめの記事

特集

製品・サービス・業界動向 アクセスランキング

  1. 度を超えたハラスメント行為者 セガ従業員に損害賠償支払い

    度を超えたハラスメント行為者 セガ従業員に損害賠償支払い

  2. マクニカネットワークスが忘れない CrowdStrike 三つのエピソード

    マクニカネットワークスが忘れない CrowdStrike 三つのエピソード

  3. デロイトと JFEスチール、サイバーセキュリティの合弁会社設立

    デロイトと JFEスチール、サイバーセキュリティの合弁会社設立

  4. 大阪の奇跡「純国産SOCサービス」セキュアヴェイル、垂直統合までの20年

  5. GMOイエラエ、カルチャーデック公開

  6. ジョン・マカフィーの死から三年、新CEOにクレイグ・バウンディ氏

  7. 日本規格協会、ISO / IEC 27002 の改訂を受け「JIS Q 27002:2024」発行

  8. 人を標的とした脅威から守るために ~ KnowBe4 が Egress 買収

  9. 映画製作委員会への出資で得る権利をセキュリティ・トークン化して小口販売

  10. 遠隔制御中のパソコン画面に透かし文字を表示、画面盗撮やPCの画面キャプチャでの漏えいを防止

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×