ファイルをパスワードで暗号化し利用権限をコントロール、二次利用防止を実現(ティエスエスリンク) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

ファイルをパスワードで暗号化し利用権限をコントロール、二次利用防止を実現(ティエスエスリンク)

 ティエスエスリンク(TSS LINK)は、ファイルの暗号化&二次利用防止ソフト「トランセーファー Ver.1.2」を15日に販売開始した。最新版Ver.1.2では、Adobe Acrobat DC / Adobe Acrobat Reader DCに対応している。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
 ティエスエスリンク(TSS LINK)は、ファイルの暗号化&二次利用防止ソフト「トランセーファー Ver.1.2」を15日に販売開始した。最新版Ver.1.2では、Adobe Acrobat DC / Adobe Acrobat Reader DCに対応している。

 先日発生した約125万件もの年金情報流出事件。来年1月にマイナンバー制度がスタートすると、全ての事業者が同様のリスクを負うことになる。情報漏洩対策は必須だが、中小企業にとってマイナンバー制度のためだけに高額なセキュリティシステムを導入するのは難しい。

 また、税理業務や給与業務を外部委託している場合、外部と安全に受け渡しできるかどうかも重要なポイントだ。

 「トランセーファー」はファイルをパスワードで暗号化し、利用権限をコントロールすることで二次利用防止を実現。正規ユーザー以外はマイナンバーファイルを利用できず、仮に流出した場合も、不正なコピーや印刷を制限することができる。内部犯行対策として端末限定機能を搭載し、業務終了後の対策にはファイルの有効期限設定、自動削除設定が可能だ。サーバレス製品でユーザー管理も不要なため、管理者の運用負担も軽減。日本語環境以外にも対応し、日本から海外拠点へのファイル配布にも使えるほか、インターネット接続ができないオフライン環境でも利用可能。

 暗号化するユーザー数に応じたライセンス形式で、価格は5ライセンスを含む基本パックが30万円、追加ライセンスパックは5ライセンスごとに10万円(いずれも税別)だが、購入数に応じてディスカウントあり。基本パック、各ライセンスパックそれぞれに別途保守費用(製品価格の15%)が必要。ファイルを閲覧するだけの社外ユーザーはライセンスの購入は不要。

マイナンバー制度向けファイル暗号化&二次利用防止ソフトが発売

《小菅@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×