月例セキュリティ情報8件を公開、最大深刻度「緊急」は2件(日本マイクロソフト) | ScanNetSecurity
2024.04.19(金)

月例セキュリティ情報8件を公開、最大深刻度「緊急」は2件(日本マイクロソフト)

日本マイクロソフトは、2015年6月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は8件で、このうち最大深刻度「緊急」が2件、「重要」が6件となっている。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
日本マイクロソフト株式会社は6月10日、2015年6月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は8件で、このうち最大深刻度「緊急」が2件、「重要」が6件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで45件。今回発表された内容は以下の通り(深刻度順)。

「緊急」
MS15-056:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3058515)要再起動
MS15-057:Windows Media Player の脆弱性により、リモートでコードが実行される(3033890)再起動が必要な場合あり

「重要」
MS15-059:Microsoft Office の脆弱性により、リモートでコードが実行される(3064949)再起動が必要な場合あり
MS15-060:Microsoft コモン コントロールの脆弱性により、リモートでコードが実行される(3059317)要再起動
MS15-061:Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される(3057839)要再起動
MS15-062:Active Directory フェデレーション サービスの脆弱性により、特権が昇格される(3062577)再起動の必要なし
MS15-063:Windows カーネルの脆弱性により、特権が昇格される(3063858)要再起動
MS15-064:Microsoft Exchange Server の脆弱性により、特権が昇格される(3062157)再起動の必要なし

このうち、MS15-056(CVE-2015-1765)およびMS15-060(CVE-2015-1756)は脆弱性が一般に公開されており、MS15-061(CVE-2015-2360)については悪用が確認されていた。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×