情報セキュリティ研究者たち「Tor 秘匿サービスのユーザーを特定するのは、あまりに容易だ」~どうやらオープンにしたほうが安全らしい(The Register) | ScanNetSecurity
2024.07.13(土)

情報セキュリティ研究者たち「Tor 秘匿サービスのユーザーを特定するのは、あまりに容易だ」~どうやらオープンにしたほうが安全らしい(The Register)

「それは常識的に考えられることと大きく反するので、人々はそれについて知っておくべきだと我々は考えた。ただし『誰でも特定できるようにする』ためには、(この手法だけではなく)接続の『入口』側の何かを制御する必要がある」

国際
【文末に追加更新情報あり】
アムステルダムで今週(編集部註:2015 年 5 月第 5 週)開催された「Hack in the Box」カンファレンスにて講演を行ったセキュリティ研究者たちが、Tor の「秘匿サービス(hidden services)」のユーザーは――もし攻撃者が時間とリソースを費やすことを厭わないのであれば――自身を特定されるリスクがあるということを実証した。

この発見は重要だ。なぜなら「Tor ネットワークを利用し、匿名でオープンウェブを閲覧する」という一般性の高い行動よりも、秘匿サービスのブラウジングのほうが安全であると考えられてきたからだ。

そうではない、と語っているのは CloudFlare のセキュリティチームのメンバー Filippo Valsorda と、無所属の研究者 George Tankersley である。彼らはそのプレゼンテーションで、秘匿サーバへの匿名アクセスを破るのは――もしも攻撃者が狡猾であるなら――驚くほど簡単であり、従って、おそらくはそのサーバのユーザーを特定するのも簡単であるということを示した。
《ScanNetSecurity》

編集部おすすめの記事

特集

国際ニュース

Tor

国際 アクセスランキング

  1. 国際手配のランサム犯 逮捕されずに世界中を旅行

    国際手配のランサム犯 逮捕されずに世界中を旅行

  2. 割のいいリゾートバイト求人 その実態は暗号資産詐欺の奴隷労働:FBI 注意勧告

    割のいいリゾートバイト求人 その実態は暗号資産詐欺の奴隷労働:FBI 注意勧告

  3. 国連サイバー犯罪条約が「グローバル監視協定」になる危険性

    国連サイバー犯罪条約が「グローバル監視協定」になる危険性

  4. Steamの脆弱性を突いて審査を回避、存在しないゲームを不正リリース

  5. CrowdStrike Blog:中国政府がTURBINE PANDA(タービンパンダ)と中国のトップスパイを働かせてジェット旅客機C919の製造で楽をした方法

  6. 海外における個人情報流出事件とその対応 第229回 狙われる給与業務委託(2)「カネがある」給与業務が新たなターゲット

  7. 謎のランサムウェア攻撃で Git のコミット消失、救出と引換にビットコイン要求の模様(The Register)

  8. Windows 10ではSafeDiscと特定バージョンのSecuROMのDRMシステムを利用した古いゲームがプレイ不可に、セキュリティホールとなる可能性を考慮

  9. クラウドさん 魔法でも救世主でもなく料金も高いことが完全にバレる ~ 脱クラウドの取り組みも

  10. 支払額倍増の場合も ~ オラクルが Fortune 200 へ Java ライセンスに関する監査書送付を開始

アクセスランキングをもっと見る

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×