独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月28日、Zenphotoが提供するコンテンツ管理システム (CMS)「Zenphoto」および「Zenphoto20」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは4.3。「Zenphoto 1.4.7 およびそれ以前」および「ZenPhoto20 1.1.3 およびそれ以前」には、エスケープ処理の不備が原因でXSSの脆弱性(CVE-2015-2948、CVE-2015-2949)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者の情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。