「Office 365」とAPI連携し標的型サイバー攻撃の脅威からクラウド上のメール、ポータル、ストレージなどを保護(トレンドマイクロ) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

「Office 365」とAPI連携し標的型サイバー攻撃の脅威からクラウド上のメール、ポータル、ストレージなどを保護(トレンドマイクロ)

 トレンドマイクロは12日、「Office 365」向けのクラウド型セキュリティサービス「Trend Micro Cloud App Security」を発表した。6月上旬より提供を開始する。

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス
 トレンドマイクロは12日、「Office 365」向けのクラウド型セキュリティサービス「Trend Micro Cloud App Security」を発表した。6月上旬より提供を開始する。

 「Trend Micro Cloud App Security」は、Office 365とAPI連携し、Exchange Online(メール)、SharePoint Online(ポータル)、One Drive for Business(クラウドストレージ)を標的型サイバー攻撃などの脅威から保護するサービス。メールに添付されたファイルや、ポータル/クラウドストレージにアップロードされるファイルに対し、不正な疑いがあった場合、クラウド型サンドボックスで解析・駆除を行う。既知の不正プログラムや不正なURLが含まれたメール/ファイルは、解析前に駆除できる。

 ポリシーは、システム管理者が「駆除、隔離、通知のみ」などを設定可能。マイナンバー制度にも対応し、個人情報を含んだファイルのメール送信やアップロードなどを監視・ブロックすることが可能。利用価格は1,215円~/月(5ユーザー)。

 あわせて同社では、「Trend Micro Hosted Email Security」の最新版を6月上旬より提供開始。不正URLが記載されたスパムメール、不正サーバから送信されるメールをブロックすることが可能。最新版では新たに、Microsoft Office365上のExchange Onlineに対応する。こちらもクラウド型サンドボックスを搭載し、標的型メール攻撃などに利用される未知の脅威にも対応する。

トレンドマイクロ、「Office 365」向けクラウド型セキュリティを提供開始

《冨岡晶@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×