社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は5月1日、警視庁公安部と池袋署が4月28日、顧客のPCへ権利者に無断でソフトウェアを複製したとして、いずれも中国籍の東京都板橋区の会社経営男性(44歳)および東京都練馬区の従業員男性(31歳)を著作権法違反(複製権侵害)の疑いで逮捕したことを著作権侵害事件として発表した。男性らは2014年4月13日頃、自らが経営する店舗において、マイクロソフトコーポレーションが著作権を有する「Microsoft Windows7 Ultimate 64bit SP1(中国語版)」を、顧客が所有するPCのハードディスクへ有償で権利者の許諾なく複製していた。警察によると本件は平成25年、政府機関や日本企業に対する「標的型メール」の捜査の過程において発覚したものだという。