株式会社FFRIは4月10日、「FFR yarai 脆弱性攻撃防御機能」の販売・サポート終了時期決定と、「FFR yarai」への移行キャンペーン実施について発表した。同社では、セキュリティ脆弱性攻撃対策製品「FFR yarai 脆弱性攻撃防御機能」の販売・サポートを、4月10日に終了することを決定した。新規販売の終了は9月30日、継続販売の終了は2017年12月31日、サポート終了は2018年12月31日となる。販売・サポートの終了について同社では、同製品はソフトウェアに対し、未知の脆弱性攻撃をも防御範囲としてカバーするものであったが、脆弱性攻撃対策だけでは守れないサイバー攻撃も数多く存在していることから、脆弱性攻撃だけでなくマルウェアによる攻撃にも対応する「FFR yarai」に開発リソースを集約することで、より高度なサイバー攻撃対策技術の提供に努めていくとしている。なお、3月31日時点で同製品を契約しているユーザを対象に、1年間限定で、「FFR yarai 脆弱性攻撃防御機能」のライセンス価格で「FFR yarai」のライセンスを提供するキャンペーンを2016年12月31日まで実施する。