独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は4月9日、ファイルの圧縮・展開を行うWindows向けソフトウェア「Lhaplus」に任意のコードを実行される脆弱性が存在すると発表した。攻撃が行われた場合の影響が大きい脆弱性であるため、できるだけ早急に最新版へアップデートするよう呼びかけている。脆弱性が確認されたのは「Lhaplus Version 1.59 およびそれ以前」で、細工されたファイルを展開することで、任意のコードを実行される可能性がある。IPAでは同脆弱性の深刻度を「II(警告)」、CVSS基本値を6.8としている。なお、対策済みの最新バージョンが公開されている。