NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は4月3日、企業向けシングルサインオンサービス「ID Federation」の本格提供を同日より開始したと発表した。本サービスは、NTT Comが提供するSaaSに加え、Microsoft Office365、Salesforce、Box、GoogleAppsなどさまざまなSaaS(1,600以上)、また顧客のオンプレミス環境や各種IaaSサービス上の業務アプリケーションなどにもシームレスなシングルサインオンを可能にするもの。2014年12月よりトライアルサービスを実施していた。サービスの本格提供開始にあたり、トライアルサービスで得られた顧客のニーズを踏まえ、シングルサインオン対応業務アプリケーションを大幅に拡充したほか、認証方式としてTOTP認証、機体認証、顧客のActive Directoryと連携した統合Windows認証、標準リスクベース認証のリスク判定要素を追加した。価格は基本メニューが1IDあたり月額100円。アプリケーションの追加や多要素認証はオプションとなる。なお、9月30日までに申し込んだユーザに対し、基本メニュー料金などを3カ月無料にする「Try&Buyキャンペーン」を実施する。