独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月2日、有限会社サイトー企画が提供するテキストエディタソフト「秀丸エディタ」にバッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2015-0903)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによる最大Base Scoreは6.8。「秀丸エディタ Ver8.51 およびそれ以前」には、細工された .hmbook ファイルの処理が原因でバッファオーバーフローを引き起こされる脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工された .hmbookファイルを処理することで任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。