“すごうで”支援対象者に、プログラマー経験も豊富な14歳の中学生(ラック) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

“すごうで”支援対象者に、プログラマー経験も豊富な14歳の中学生(ラック)

ラックは、2015年度「ITスーパーエンジニア・サポートプログラム“すごうで”」の支援対象者に、東京都在住の中学2年生、山内奏人氏(14歳)を決定した

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株式会社ラックは3月23日、突き抜けた技術力を持った若者を応援する2015年度「ITスーパーエンジニア・サポートプログラム“すごうで”」の支援対象者に、東京都在住の中学2年生、山内奏人氏(14歳)を決定したと発表した。本プログラムは、「エンジニアの卵」の夢へのチャレンジを、100万円相当の資金と技術の両面からバックアップするもの。将来のIT社会を背負って立つ高度人材へと成長することを狙い、2013年にスタートした。2015年度は、支援の対象を中学・高校生などの若者とし、2014年10月7日から2015年1月15日まで公募を実施した。

ラックでは応募のあった4件について審査した結果、山内氏の活動計画が最も高い評価を得た。教育の場へのIT導入を進めるため、先進地である海外の教育現場を視察・研究したいという内容であったという。これにより、同様のことが日本でできない理由を探り、方策を研究する。なお、山内氏自身は今回の応募者の中では最年少ながら、小学6年生だった2012年に中高生向け国際Rubyプログラミングコンテストの15歳以下の部門で最優秀賞を受賞するなど、申し分のない実績を持つ若手プログラマー。実力だけでなく行動力も備わり、プログラミングの楽しさ、便利さを広く伝えたいと、仲間と作ったチーム「It is IT」で子供向けワークショップを開催するなど、幅広い活動を展開している。

4月から来年1月まで、ラックは海外視察先の選定・調整を進め、渡航費、IT導入の仕組み作りの検討に必要なデバイスやソフトウェアの購入費用などを100万円まで負担する。また、社員が技術的な助言なども行う予定だという。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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