ラックでは応募のあった4件について審査した結果、山内氏の活動計画が最も高い評価を得た。教育の場へのIT導入を進めるため、先進地である海外の教育現場を視察・研究したいという内容であったという。これにより、同様のことが日本でできない理由を探り、方策を研究する。なお、山内氏自身は今回の応募者の中では最年少ながら、小学6年生だった2012年に中高生向け国際Rubyプログラミングコンテストの15歳以下の部門で最優秀賞を受賞するなど、申し分のない実績を持つ若手プログラマー。実力だけでなく行動力も備わり、プログラミングの楽しさ、便利さを広く伝えたいと、仲間と作ったチーム「It is IT」で子供向けワークショップを開催するなど、幅広い活動を展開している。