IPAは、公式サポートが終了する「Java SE 7」の利用者に向けた注意喚起を発表した。オラクルが提供している「Java SE 7」は、4月30日に公式サポートが終了する。
脆弱性と脅威
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独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は3月11日、公式サポートが終了する「Java Platform、Standard Edition 7(Java SE 7)」の利用者に向けた注意喚起を発表した。オラクルコーポレーションが提供している「Java SE 7」は、4月30日に公式サポートが終了する。終了後は、新たな脆弱性が発見されてもアップデートが提供されなくなり、脆弱性を悪用した攻撃によるウイルス感染などの危険性が高くなる。利用者には、速やかなバージョンアップの実施が求められるとしている。IPAが2月17日に発表した「2014年度 情報セキュリティの脅威に対する意識調査」では、Javaのバージョンアップを実施している割合は55.8%と、半数近くがバージョンアップ未実施であることから、利用者に対し早急な対応を促している。