伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(CTC)は2月27日、顧客の運用体制・業務の見直しを支援するシンクライアント運用サービスの提供を同日より開始したと発表した。同サービスは、働き方の変革やセキュリティ強化を目的としたシンクライアントの利用拡大を受けたもの。本サービスにより、「運用設計サービス」「運用代行サービス」「テクニカル運用サポート」の3つのサービスから構成されており、シンクライアントの導入設計から運用まで、トータルな支援が可能となる。サービスは、CTCシステムマネジメント株式会社(CTCS)が、顧客ごとの環境に合わせて10年間にわたり提供してきたシンクライアント運用サービスのノウハウを体系化したもの。CTCの強みであるマルチベンダの特色を活かし、顧客の環境に合わせて、メーカーや製品に依存しないサービスを提供する。シンクライアントの導入が活発な製造、流通、金融分野に向けてサービスを提供し、関連するシステム構築やコンサルティングを含めて1年間で30億円の売上を目指するとしている。