ディー・ディー・エスPR事務局は2月9日、パスワードに関するインターネット調査の結果を発表した。本調査は2月2日から3日にかけて、全国20~50歳の男女400名を対象にインターネット調査により実施したもの。調査結果によると、自分自身のID・パスワードがわからなくなった“パスワード難民”の経験者は93.9%に上った。また、現在のパスワード管理の実態では、60.2%がパスワードを記憶しており、約40%が6個以上のパスワードを管理していた。ID・パスワードのログインや管理に「疲れた」と感じたことのある回答者は73.8%であり、そう感じるときは「IDやパスワードを思い出せなくて必要なサービスにアクセスできないとき」(82.2%)、「IDやパスワードを設定する際に、さまざまな条件を提示されるとき(桁数や文字の種類など)」(56.6%)が回答の多くを占めた。また、79.9%が「IDやパスワードを複数のサイトやアプリで使い回している」と答え、5.8%が「SNSなどのサイトでアカウントを乗っ取られた経験がある」ことも明らかになっている。