デジタルアーツ株式会社は2月9日、「未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査」の結果を発表した。本調査は、玉川大学 大学院 教育学研究科 准教授 近藤昭一氏の監修の下、携帯電話・スマートフォンを所持する全国の小・中・高校生男女618名、および0歳から9歳の子どもを持つ保護者層595名、合計1,213名を対象とした、第7弾となる利用実態調査。調査結果によると、10歳から18歳の何らかの携帯電話・スマートフォンを持つ未成年者のスマートフォン所有率は65%と、前回から微増した。全体のフィルタリング使用率は48.6%と前回比で4.0%上昇。過去最高を更新した。特に小学校高学年の女子小学生が60.3%と高かった。1日の平均使用時間では、小中学生は2時間未満、男子高校生は4.1時間。女子高校生は平均時間が7時間で、「15時間以上」が9.7%と高く、使用時間帯では「0時~3時」が24.3%に及んでいる。使用頻度の高いアプリは「LINE」61.8%、「ゲーム」41.4%、「動画」39.2%。女子高校生はアプリを全般的によく使い、「Instagram」は35.0%が使用している。