キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は1月26日、株式会社サイバー・ソリューションズの開発した不正端末接続検知・遮断システム「NetSkateKobanシリーズ」を同日より販売開始したと発表した。本シリーズは、社内ネットワークへの接続が許可されていない不正端末の接続を検知して遮断を行い、ネットワーク管理者へ通知する検疫ネットワークシステム。特に、これまで十分な対策が取られていなかった小規模ユーザにも適したラインアップを揃えたという。本シリーズは、数百台~数十万台規模のネットワーク環境向けに、ネットワークごとに設置する複数のセンサーと管理用サーバで構成される「NetSkateKoban」、および数十台~数百台規模のネットワーク環境(1セグメント)向けに、センサー機能と管理サーバ機能を同梱した小型アプライアンス「NetSkateKoban Nano」のラインアップを用意。管理対象端末への追加のソフトウェア導入が不要で、ネットワークに接続するだけで同ネットワークに存在する端末を検出する。さらに、接続を許可する端末を選択・設定するだけで、不正端末の接続を遮断できる。同社は「NetSkateKoban Nano」の販売を中心に、2015年度で4千万円の売上を目指すとしている。