セーフィー、エルモ、ソネットの3社は19日、ホームセキュリティの新サービス「Safie(セーフィー)」に関するメディアラウンドテーブルをソネット本社で開催した。 本製品は、13日~16日に東京ビッグサイトで開催されていた「カーエレクトロニクス技術展」のエルモのブースで展示されていたカメラだが、今回のメディアラウンドテーブルでその全貌が明らかになった。 本サービスは、クラウドカメラとスマホを連動させて、どこからでもカメラの操作及び映像を見ることができるというもの。 従来のセキュリティサービスの多くは、個人や小規模事業者が導入する場合にはコスト面や維持・管理面がネックとなっていたが、「Safie」はカメラ(QBiCクラウドカメラ CC-1)の本体価格が19,800円(税抜)で、リアルビューだけなら無料で利用が可能。録画画像の確認(7日間分の録画映像)や動体検知のアラートサービスを付加すると月額980円(税抜)となる。 機能面での特徴は、カメラが撮影した画像は「Safie クラウドプラットフォーム」へと転送され、ユーザーはスマホやパソコンからクラウドにアクセスすることでデバイスの制御や管理、録画映像及びライブ映像の確認ができる。 カメラは電源とWi-Fi環境があればどこにでも設置できる。スマホの初期設定を済ませれば、録画・ライブ映像の遠隔視聴や操作が行えるようになる。動体検知による自動アラートも設定ができるほか、カメラ自体は生活防水機能(IPX4)も備えているので野外への設置も可能で、水平140°、対角170°と広角な点も魅力だ。 本プロジェクトは、ソネットと資本・業務提携するセーフィーが中心となって行うIOT(Internet Of Things)サービスで、ソネットがフマーケティングをサポートし、エルモがカメラなどのハードウェアを提供していくという形だ。 本日からクラウドファンディング「Makuake(マクアケ)」にて予約開始となり、4月から本格サービスの開始を予定している。