株式会社カスペルスキーは1月15日、2014年におけるサイバー脅威の状況の総括を発表した。これはKaspersky Lab のグローバル調査分析チーム(Global Research and Analysis Team:GReAT)によるもので、2014年はユーザのコンピュータやモバイルデバイスに対する悪意のある攻撃が大幅に増加しただけでなく、金融関連のマルウェアがさらに進化したとしている。また、Web攻撃のベクトルには変化がみられた。2013年はWeb攻撃の大半が米国とロシアの悪質なWebリソースを使って行われていたが、2014年は米国、ドイツ、オランダが上位を占めている。