日本マイクロソフト株式会社は1月14日、2015年1月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は8件で、このうち最大深刻度「緊急」が1件、「重要」が7件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで8件。今回発表された内容は以下の通り(深刻度順)。「緊急」MS15-002:Windows Telnet サービスの脆弱性により、リモートでコードが実行される(3020393)再起動が必要な場合あり「重要」MS15-001:Windows アプリケーションの互換性のキャッシュの脆弱性により、特権が昇格される(3023266)要再起動MS15-003:Windows User Profile Service の脆弱性により、特権が昇格され(3021674)再起動が必要な場合ありMS15-004:Windows コンポーネントの脆弱性により、特権が昇格される(3025421)再起動が必要な場合ありMS15-005:Network Location Awareness サービスの脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる(3022777)要再起動MS15-006:Windows エラー報告の脆弱性により、セキュリティ機能のバイパスが起こる(3004365)再起動が必要な場合ありMS15-007:ネットワーク ポリシー サーバーの RADIUS 実装の脆弱性により、サービス拒否が起こる(3014029)再起動が必要な場合ありMS15-008:Windows カーネルモード ドライバーの脆弱性により、特権が昇格される(3019215)要再起動このうち、MS15-001(CVE-2015-0002)およびMS15-003(CVE-2015-0004)は、脆弱性が一般に公開されていた。またMS15-004(CVE-2015-0016)は、脆弱性の悪用が確認されていた。