NTTデータ先端技術は、Oracle Databaseの保護に特化した初のエンジニアド・システム「Zero Data Loss Recovery Appliance」を導入し、同社の「Oracle Engineered Systemsラボ」の増強を行うと発表した。
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NTTデータ先端技術株式会社は12月25日、Oracle Databaseの保護に特化した初のエンジニアド・システム「Zero Data Loss Recovery Appliance」を導入し、同社の「Oracle Engineered Systemsラボ」の増強を行うと発表した。実機検証環境では世界初の導入となる。Oracle Engineered Systemsラボは、2012年4月の開設以来、顧客向けのPoCをはじめ、クラウドコンピューティング、ビッグデータに対応した新規ソリューション開発のための施設として運用している。
Zero Data Loss Recovery Applianceでは、データベースとの統合を実現した独自のテクノロジーにより、REDO(データベース変更履歴ログ)データをリアルタイムで収集し、最新のトランザクション保護を可能にしている。また、集積した差分バックアップイメージを自動的にマージした仮想フルバックアップイメージとして管理できるため、迅速に任意の時点への安全かつ確実なリカバリーが可能になる。本番環境のI/Oトラフィック、ネットワークへの負荷も大幅に削減できるため、長時間のバックアップウィンドウも実質的に不要になるという。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》