ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(ウォッチガード)は12月19日、次世代ファイアウォール(NGFW)および統合脅威管理(UTM)アプライアンスに、新たに高度なゲストネットワークアクセス機能を追加したと発表した。同機能により、サービス業において顧客にネットワークアクセスを提供する企業は、一時ユーザパスワードを迅速かつ容易に発行し、ゲストによるより安全なインターネットおよびWi-Fiネットワークの利用を可能にする。同社の調査では、世界中のホテル、レストラン、および他のサービス産業組織の71%で、ゲストの無線LANアクセス用の一時ユーザパスワードが提供されていないことなどが明らかになっており、企業およびゲスト用ネットワークのセキュリティが十分に確保されていないのが現状だという。新機能では、サービス産業の事業者が自社のロゴ入りのホットスポットのページなどのカスタマイズを実施し、優れたユーザエクスペリエンスの提供が可能になる。また、柔軟性に富んだアカウントオプションも用意されており、さらに専用の利用規約により法的責任も最小限に止めることが可能になる。