キヤノン電子はマクニカネットワークスと協業し、米Splunk社の連携ソリューション「Security App for SML」と自社開発のセキュリティ対策ソフト「SML」を組み合わせ「Security App for SML」を開発 、Splunk Appsサイトでの無償公開を開始した。
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キヤノン電子株式会社は12月9日、マクニカネットワークス株式会社と協業し、米Splunk社の連携ソリューション「Security App for SML」と自社開発のセキュリティ対策ソフト「SML(Security Management with Logging)」を組み合わせ「Security App for SML」を開発 、Splunk Appsサイトでの無償公開を開始したと発表した。
「Security App for SML」は、SMLの「操作ログ記録機能」とSplunkの「ログ分析基盤」を連携させることで情報漏えいリスクを大幅に低減させるセキュリティソリューション。SMLは、コンピュータ端末のファイル操作やデバイス操作、通信操作などの「人の操作」に加え、コンピュータの内部プログラムが自動的に行うような動作「機械的な操作」をカーネルレベルで監視することで、詳細な操作ログを記録できる。これにより、従来困難であった「マルウェアの侵入経路・感染状況」の分析も実現、「マウス・キーボード」操作も記録できるので、人間の操作か機械の操作かを明確に切り分けられるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》