ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(ウォッチガード)は10月30日、株式会社富士通エフサスとセキュリティゲートウェイ分野での協業を発表した。両社はディストリビュータ(一次販売代理店)契約を締結し、今後富士通エフサスはウォッチガードの次世代ファイアウォール(NGFW)・統合脅威管理(UTM)アプライアンス製品を、本年8月より提供開始している「富士通エフサス セキュリティソリューション」に含まれる「FUJITSU Security Solution 次世代ファイアーウォール運用サービス」の中核製品に据え、包括的なゲートウェイセキュリティソリューションとして提供していく。富士通エフサスはウォッチガード製品を採用することにより、多店舗・複数拠点にてビジネスを展開している、あるいは無線LAN環境を持つユーザに対して、ネットワークセグメントやエリア単位のセキュリティ強化、および無線LAN環境のゲートウェイセキュリティを強化していく。また、富士通エフサスが得意とするインフラ構築に加え、ゲートウェイ製品のセキュリティ運用も合わせた包括的なサービスの提供により、情報システム部門の負荷を軽減し、よりきめ細かいセキュアな環境を提供することが可能となるとしている。さらに将来的にはアプライアンス製品も単体で個別に販売していく予定だという。