マカフィー株式会社は10月24日、企業や政府機関向け次世代ファイアウォール製品の最新版「McAfee Next Generation Firewall 5.8」を、米McAfeeによるプレスリリースの抄訳として発表した。本製品は、効率性と延伸性を備えた拡張性の高い統合設計基盤をベースに、きめ細やかなアプリケーション制御、不正侵入防止システム、組込み型の仮想プライベートネットワーク(VPN)、ディープ パケット インスペクションなどの強固な保護機能を搭載するもの。最新版では、セキュリティの統合管理ツール「McAfee ePolicy Orchestrator」のエンドポイント情報を活用することで、インシデント調査時にエンドポイントのセキュリティ対策状況に関するインサイトと、簡素化された管理ワークフローにより運用効率を向上する。また、セキュリティ イベント管理ソリューション「McAfee Enterprise Security Manager」との統合により、セキュリティ対策の強化、イベント対応に要する時間の短縮、コンプライアンス適合状況の継続的な監視と警告が可能になる。さらに、マルウェア対策ソリューション「McAfee Advanced Threat Defense」との統合により、急速に変化するマルウェアやゼロデイ攻撃に対してリアルタイムの保護を提供。グローバル規模の脅威情報データベース「McAfee Global Threat Intelligence」のレピュテーション インテリジェンスを活用することで、全世界で活動する高度な脅威やマルウェアに対して、優れた保護を提供するとしている。