10月28日都内で、内閣審議官・内閣官房情報セキュリティセンター副センター長 谷脇 康彦 氏と、Kaspersky Lab 取締役会長 兼 CEO ユージン・カスペルスキー 氏、角川アスキー総合研究所 取締役 主席研究員 遠藤 諭 氏3名が、サイバーセキュリティの現在とこれからについて討論するパネルディスカッションが、株式会社イード主催で開催される。開催を目前に控え、パネルディスカッションのモデレータを勤める遠藤氏に、当日の議題と意気込みを聞いた。――近年の情報セキュリティの変化をどう見ていますか?遠藤「スマホの普及で、ライフスタイルが大きくネットと溶け込もうとしている同じ時期に、ネットは暗黒の時代に突入しているような印象すら受けます。日本人のネットリテラシーは残念ながらあまり誇れる状況にはありません。たとえば米国では、1980年代のレーガン政権の時代、教育改革が起きて、小中学校にどんどん PC が入っていきました。シンガポールや韓国も同様でしたが、日本はほぼゼロでした。そういう環境で育った世代がいまや企業の中核的な役割をはたすようになっています。それが、ボディーブローのように利いてネットビジネスで日本が世界で戦えないというような状況をもたらしてきた。いままでは「戦えない」だったのが、これからは「守れない」という状況に立たされる。今回、キーマンであるお二方のお話を直接うかがえることにいまから興奮しています。ただ、単に注意をうながすことを連呼するのではなく、かしこくセキュリティについて覚醒させてくれるイベントになると思います。」
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