その名前が明かされていない容疑者 2 人は 25 歳と 24 歳で、いずれも Arkhangelsk(ヨーロッパロシア北部の都市)に居住している。彼らは「Android ベースのマルウェアを使用し、Sberbank の顧客から金を騙し取ろうとした試み」に対する捜査の一環で逮捕された。
この捜査に深く関わっているロシアのコンピュータフォレンジック企業 Group-IB によると、この攻撃者の一人は 2 か月間の再拘留に処せられ、もう一人は自宅監禁下に置かれているという。
Group-IB は、「この嫌疑のかけられた詐欺と繋がりのあるバンキング詐欺」のギャングによる活動を「調査し、抑制する」ために、ロシア内務省の Directorate K を手助けした。その逮捕――ロシアにとって、このようなことが行われたのは初めてだと Group-IB は表現している――は、昨年から開始された一連の攻撃に関連したものである(こちらのページで Group-IB が説明しているとおり)。