米McAfeeが政府機関のクラウド移行を支援するセキュリティソリューション(マカフィー) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

米McAfeeが政府機関のクラウド移行を支援するセキュリティソリューション(マカフィー)

米McAfee社は、アマゾン ウェブ サービスのクラウドを利用する連邦政府系顧客向けに、ホストベースのセキュリティソリューション(Host-Based Security Solution:HBSS)を提供すると発表した。

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マカフィー株式会社は9月22日、米McAfee社がアマゾン ウェブ サービス(AWS)のクラウドを利用する連邦政府系顧客向けに、ホストベースのセキュリティソリューション(Host-Based Security Solution:HBSS)を提供すると発表した。HBSSは、米国防総省(DoD)全体で採用されているセキュリティ アーキテクチャであり、今回InfoReliance社の協力を通じてマカフィーのSaaS(Software-as-a-Service)ソリューションとして提供される。InfoReliance社は、マカフィーの既存のツールおよび製品をAWSのクラウド環境へと移行するためのサポートを提供する企業。

米軍や連邦政府機関は、クラウド コンピューティングに移行することで作戦任務の相互運用性の向上、リソースの保護、およびコストの低減を推進している。米国防総省のIT環境全体でクラウドへの移行に向けた標準化を図るため、米国防情報システム局(DISA)では、すべてのクラウド サービス プロバイダに対して、DISAクラウド セキュリティ モデル(CSM)に準拠するように義務付けている。先日、AWS GovCloud(米国)リージョンがクラウド サービスとして初めて、米国防総省からCSMレベル1~5の暫定認証を取得している。今回発表したAWS向けHBSSの新しいSaaSソリューションにより、米国防総省や関連する情報機関は、既存のセキュリティ アーキテクチャの拡張、作戦任務用アプリケーションのクラウドへの移行、データのセキュリティのさらなる向上、米国防総省の情報保証指令への適合を実現できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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