株式会社富士通ビー・エス・シー(富士通BSC)は9月17日、デバイス制御ソフトウェア「FENCE-G」にスマホ制御機能を加えた新バージョン(V8)を10月1日にリリースすると発表した。「FENCE-G」は、業務レベルの役割に応じたアクセス権限を設定し、堅牢なアクセスコントロール基盤を構築するソフトウェア。情報の流出経路となる外部デバイス(USBメモリ、CD/DVD、FDやMOなど)、PCから参照可能なネットワーク上の共有フォルダへのファイルの読み書き、プリンタへの印刷操作をコントロールできる。新バージョンでは、新たにデータ転送プロトコル「MTP」に対応することで、従来にはなかったさまざまなデバイスの使用可否を的確にコントロールし、企業におけるワークスタイル変革の推進をセキュリティ面から強力にサポートするという。また、同一種類のデバイスでも個別デバイスごとに使用可否をコントロール可能になった。Windows 8にも対応した。価格は1アカウントあたり6,480円。