独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月15日、tenfourzeroが提供する写真共有ウェブパッケージ「Shutter」に、複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。なお、Shutterの開発および保守は終了している。「Shutter v0.1.4」には、クロスサイトスクリプティング(XSS)およびSQLインジェクションの脆弱性(CVE-2014-3905、CVE-2014-3904)が存在する。この脆弱性が悪用されると、管理者が当該製品にログインした状態で悪意あるページを読み込んだ場合、Webブラウザ上で任意のスクリプトやSQLコマンドを実行される可能性がある。JVNでは、ソフトウェアをアンインストールすることが推奨されているとしている。