米Adobe Systems(アドビ)は8月12日(米国時間)、「Adobe Reader」および「Acrobat」のセキュリティアップデート(APSB14-19)を発表した。対象となるのは、Windows版の「Adobe Reader」および「Acrobat」のバージョンXI(11.0.07およびそれ以前)、バージョンX(10.1.10およびそれ以前)で、サンドボックスを回避される脆弱性(CVE-2014-0546)が存在する。なお、本脆弱性を悪用する限定的な攻撃が実環境で確認されている。