独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月12日、ラリタン・ジャパン株式会社がIPネットワークに接続して使用する提供するKVMスイッチ「Dominion KX2-101」にDoSの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「Dominion KX2-101」には、DoSの脆弱性(CVE-2014-3901)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたパケットを受信することで、当該製品をサービス不能な状態にされる可能性がある。開発者によると、「Dominion KX2-101」は販売およびメンテナンスサービスが終了しており、後継製品である「Dominion KX2-101 V2」で対策されているという。