シスコシステムズ合同会社は6月9日、米Cisco社によリリースの抄訳として、高度なマルウェア防御とデータセンターセキュリティ製品を拡張すると発表した。この拡張は、ゼロデイ攻撃や持続的標的型攻撃(APT)との戦いを強いられているユーザのニーズに対応するためのもので、同社のセキュリティ ポートフォリオ全体に及ぶイノベーションによって、攻撃期間全体(攻撃前、最中、後)にわたる脅威からの防御機能を提供する。たとえば、「Cisco Advanced Malware Protection(AMP)」の最新アップデートにより、ネットワークとエンドポイント間のセキュリティ侵害の痕跡(Indications of Compromise:IoC)データと、統合型脅威防御、共有インテリジェンスを関連付け、最も高度な脅威に対する継続的かつ広範な防御を提供する初めてのソリューションが誕生する。またAMPは、Mac OSXをサポートし、継続的な分析のためのオンプレミス ソリューションであるプライベート クラウド アプライアンスも提供する。さらに同社は、市場をリードするASAファイアウォール ファミリーの拡張によってデータセンターとクラウドの防御も改善し、優れたパフォーマンス、拡張性、柔軟性を提供します。これらの拡張は、Software Defined Networking(SDN)およびアプリケーション セントリック インフラストラクチャ(ACI)環境の進化をサポートするものとなる。