来月の6月12日から、一般用医薬品を対象に「医薬品のネット販売」が開始される。 これにともない、内閣府大臣官房政府広報室が運営する「政府広報オンライン」は、インターネットで医薬品を販売・購入する際の注意点を公開した。以下にて、同広報室が発表した情報を抜粋して紹介する。 ■一般用医薬品の3つの区分 一般用医薬品は、副作用などのリスクの度合いによって、「第1類医薬品」「第2類医薬品」「第3類医薬品」に分類されている。 第1類医薬品は、副作用などのリスクがあり、特に注意が必要なもの。販売する際は薬剤師が医薬品に関する情報提供をしなければならない。例としては、H2ブロッカーを含む胃薬や一部の毛髪用薬などがある。 第2類医薬品は、副作用などのリスクがあるもの。販売する際には薬剤師または登録販売者が情報提供をすること、とされている。かぜ薬や解熱鎮痛薬、胃腸薬などの多くがこれに当てはまる。 第3類医薬品はそれ以外の一般用医薬品。薬剤師または登録販売者により販売され、ビタミン剤や整腸薬などがこれに該当する。 ■インターネットで一般用医薬品を買うときの注意点 インターネット上には、一般用医薬品の販売許可を得ていない違法な販売サイトや、薬事法による安全性が確認されていない海外医薬品や偽造医薬品を販売しているサイトなどもあり、それらによる健康被害や消費者トラブルが発生している。 医薬品は健康や生命にかかわるもので、薬事法により、医薬品などの誇大広告は禁止されている。価格の安さや薬の効果などを強調する広告に惑わされず、安全な医薬品を、安心できる販売サイトから購入するよう、注意が必要。 このほか、「政府広報オンライン」のページでは、一般医薬品の新しい販売ルールやインターネット販売できる具体的な条件、医薬品をインターネットで購入する流れなども紹介されている。
ATM ハッカー Barnaby Jack の死因は偶発的な薬物過剰摂取~ビール、シャンパン、ベネドリル、ザナックス、ヘロイン、コカイン……(The Register)2014.1.16 Thu 8:30