情報漏えい対策を多層的に導入している反面、運用面での課題も(ALSI) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.02.28(火)

情報漏えい対策を多層的に導入している反面、運用面での課題も(ALSI)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

アルプス システム インテグレーション株式会社(ALSI)は5月12日、従業員数1,000名以上の法人に勤めるシステム管理者を対象に実施した「第11回 組織でのインターネット利用実態調査」の結果を発表した。今回の調査は、製造業、情報通信業、金融・保険業における情報管理の実態やシステム管理者のセキュリティ対策に対する意識を把握するとともに、法人のセキュリティ対策に求められる課題を明確にすることを目的に実施したもの。

調査結果によると、9割以上の法人で「情報を持ち出すこと」を前提に、社内の情報を社外に持ち出すためのポリシーやルールが策定されていた。導入している情報漏えい対策としては、「メールフィルタリング製品」「デバイスの利用制限製品」「ファイルの暗号化製品」など、さまざまな製品・サービスを多層的に導入している。また、顧客・取引先との情報授受方法については、「パスワード設定」(5割以上)、「暗号化」「セキュリティ機能付き外部記憶媒体」(ともに3割前後)などを中心に対策を行っていることがわかった。

運用面については、「手作業での暗号化」(26.4%)、「専用ソフトのインストール」(22.7%)など、作業負担に係る項目が上位だったほか、「パスワードが設定されているか見た目で判断できない」(17.3%)など、6割以上の管理者が何らかの不満を感じていることも明らかになっている。また、5割の管理者が「セキュリティ・インシデントの発生を見聞きしたことがある」とし、そのうちの27.3%が、直近2カ月間(2014年1月~2月)にインシデントを見聞きしたと回答しており、USBメモリなど「デバイスの紛失」が最多(7割以上)となった。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 実際に標的型攻撃マルウェアに感染したPCをフォレンジック--J-CRATレポート(IPA)

    実際に標的型攻撃マルウェアに感染したPCをフォレンジック--J-CRATレポート(IPA)

  2. 女性の世代別スマートフォン利用実態、女子高生の特徴が顕著に(MMD研究所)

    女性の世代別スマートフォン利用実態、女子高生の特徴が顕著に(MMD研究所)

  3. 過去1年間にサイバー攻撃を受けたECサイトは約半数、約75%で実害が発生(トレンドマイクロ)

    過去1年間にサイバー攻撃を受けたECサイトは約半数、約75%で実害が発生(トレンドマイクロ)

  4. ランサムウェアへの理解度、日本は世界平均よりやや低い結果に(アクロニス)

  5. ランサムウェアの基礎知識から感染事例、対策をまとめたレポートを公開(IPA)

  6. 4人に1人がランサムウェア被害、6割が支払いに応じ 額は300万円以上過半(トレンドマイクロ)

  7. 年金機構の事故を受けた調査結果と改善措置状況を発表、厚労省に大幅な遅れ(総務省)

  8. 媒体や手口などを記載した「ネットいじめ対策親子ガイドブック」を公開(シマンテック)

  9. 日本の保護者は子供のネット接続デバイス利用に「放任主義」--14カ国調査(マカフィー)

  10. WEBアプリケーション脆弱性診断実施回数は年2~4回、予算は一回20万円が最多(NHNテコラス、イード)

全カテゴリランキング

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×