シスコシステムズ合同会社(シスコ)は3月5日、Sourcefireが開発した高度マルウェア防御機能(Anti Malware Protection:AMP)をWeb・Eメール セキュリティ アプライアンス、クラウドWebセキュリティ サービスなどコンテンツ セキュリティポートフォリオに加えると発表した。この拡張は、シスコと現在はシスコのセキュリティの一部門となったSourcefireのテクノロジー統合のひとつであり、シスコ コンテンツ セキュリティ ソリューションで現在保護されている6,000万以上の企業、商用ユーザを対象に高度マルウェア防御オプションを拡張するというもの。高度マルウェア防御機能は、シスコとSourcefireにおいて蓄積されたセキュリティ インテリジェンス ネットワークを利用し、防御対象となる攻撃と同様にAMPも進化し、拡大するネットワークと、攻撃前、攻撃中、攻撃後にわたる攻撃サイクル全体を継続的に監視し分析する。高度な脅威に関するSourcefireの知識と分析に関する専門技術が同ソリューションと結合することで、優れた可視性と管理機能だけでなく、高度なマルウェアの問題に対するコスト効率のシームレスなアプローチも実現できるとしている。